保育園の安全に関する考え方は、お子さんたちが安心して園生活を送る上で、何よりも大切なことです。サニー保育園では、以下の3つの柱を中心に、安全な環境づくりに取り組んでいます。

ハード面の安全対策  物理的な安全性の確保 ー

  1. 施設・設備の安全点検
    • 園舎や遊具、備品などを定期的に点検し、破損や危険な箇所がないか確認します。必要に応じて修繕や改善を行い、常に安全な状態を保ちます。
  2. 衛生管理の徹底
    • 手洗いやうがい、消毒を徹底し、感染症の予防に努めます。給食についても、衛生的な調理を心がけ、アレルギー対応などにも細心の注意を払います。
  3. 防犯対策
    • 外部からの不審者の侵入を防ぐための対策を講じます。門扉の管理や監視カメラの設置、緊急時の連絡体制の整備などを行います。
  4. 防災対策
    • 地震や火災などの災害に備え、避難訓練を定期的に実施します。非常用持ち出し袋の準備や、避難経路の確認なども行います。

ソフト面の安全対策  人的な安全性の確保 ー

  1. 職員の安全意識の向上
    • 職員一人ひとりが高い安全意識を持ち、危険を予測し、未然に防ぐための研修や情報共有を定期的に行います。
  2. 適切な人員配置
    • お子さんの年齢や発達段階、人数に応じた適切な人員配置を行い、きめ細やかな見守りができるよう努めます。
  3. 緊急時対応マニュアルの整備
    • 事故や災害など、緊急時における対応マニュアルを作成し、全職員が迅速かつ適切に対応できるよう訓練を行います。
  4. 情報共有と連携
    • お子さんの健康状態や気になることなど、保護者の皆様との情報共有を密に行い、連携を取りながら安全な保育を進めます。

環境面の安全対策 - 心理的な安全性の確保 -

  1. 安心できる雰囲気づくり
    • お子さんたちが安心して過ごせるよう、温かくフレンドリーな雰囲気づくりを心がけます。
  2. 見守りと声かけ
    • 一人ひとりのお子さんの様子を注意深く見守り、適切な声かけを行うことで、不安な気持ちに寄り添います。
  3. ルールと約束
    • お子さんたちが安全に過ごすためのルールや約束を、わかりやすく伝え、理解を促します。
  4. 自己肯定感を育む
    • 様々な活動を通して、お子さんたちが自信を持ち、自らを守る力を育んでいけるよう支援します

重点的に行っている安全のための活動について

重大事故が起きやすいのは

  1. 午睡中
  2. バスや外出時の園児置き忘れ
  3. プールでの溺れ

と言われています。

当園では、これまでの事故事例を独自に研究し、以下の点を重点的に守っています。

  1. 午睡中
    • 規定人数以上の職員を配置して、見る目の数を増やすこと
    • 各職員の担当パートを明確に分け、特にブレスチェックを行うものを選任したうえで、「ながら作業」による見落としがないようにしたうえで、サブチェックを行う人も用意しています。
    • 規定上0歳は5分に一回、1歳児以上は15分に一回のブレスチェックとされていますが、当園では全年齢分に一回チェックを行っております。
    • ヒューマンエラー防止の為、午睡管理システムを導入しております。
  2. 外出時の園児の見失い等防止(基本動作以外のご紹介)
    • 子供と遊ぶ先生と行動範囲をチェックする先生を分けて安全に遊べる環境の管理確保を行っています。
    • 5分に1回全体人数を確認し、子供が死角や危険個所に近づくようなことがないかを全員で目視人数を報告し合い安全を確保しています。
  3. プール遊び(規定動作以外のご紹介)
    • 配置規定人数の配置以外に管理者等が監視専任者として子供の安全を見守ります。
  4. 正規職員9名は全員救命救急講習を受講済

 発達と健康が目覚ましい反面、不安定とも言える時期の子供の安全確保の為の安全及び衛生教育の徹底を図っています。